【実務に役立つ】鉄鋼材料を学びたい人におすすめの本8選!

実務で役立つ!鉄鋼材料を学ぶオススメの本 鉄鋼材料の解説
鉄鋼材料の解説
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「仕事で鉄鋼材料を扱うことになったけど、鉄鋼材料のことをよく知らない!」
「鉄鋼材料のことを勉強したい!」

そんなときは一度専門書を手に取り、自分自身で鉄鋼材料について学習してみることが大切です。

本記事では、鉄鋼材料について学べるおすすめの本を8冊紹介していますどれも実務に役立つ内容の本ばかりです。おすすめポイントと、どんな人に向いているかもあわせて解説しています。

鉄鋼材料について学びたい方は、ぜひ参考になさってください!

こんな方に読んでいただきたい
  • 鉄鋼材料に興味・関心がある方
  • 鉄鋼材料に関する仕事をしているサラリーマン
  • 鉄鋼材料について学びたい学生さん
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鉄鋼材料について学べるおすすめの本8選!

さっそく、鉄鋼材料について学べるおすすめの本を8冊紹介していきます!

① トコトンやさしい金属材料の本

難しい内容が苦手な人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 金属材料についてやさしく解説している。
  • マンガを読むような感覚で読める。
  • 金属材料の基本から応用まで、幅広く学べる。

本書はタイトル通り、金属材料についてトコトンやさしく書かれている本です。金属材料に馴染みのない一般の方でも、理解しやすい内容になっています。

本書を読むと、「金属とは何か?」、「金属材料の種類」といった金属材料の基本を学ぶことができます。もちろん、鉄鋼材料のことも学べます。また、試験方法、加工プロセス、表面処理プロセスといった、金属材料の製造に欠かせない知識も学べます。

本書は、金属材料の知識があまりないという方、学生さん、文系の方におすすめの1冊です。金属材料製造の入門書としても最適です!

② トコトンやさしい機械材料の本

機械系の人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 機械材料についてやさしく解説している。
  • 実用的な機械材料を学べる。
  • 最新の材料技術を学べる。

本書は、先ほど紹介した「トコトンやさしい金属材料の本」と同じシリーズの本です。機械材料のことがやさしく書かれています。

機械材料とは、機械の製作に用いられる材料のことです。本書を読むと、実用的な機械材料の種類や性質を学ぶことができます。機械材料の改質方法や破壊現象といった、より実践的な内容も書かれているため、機械系の人が知っておきたい材料の知識が散りばめられています。

本書は「3Dプリンタ用材料」や「マテリアルズ・インフォマティクス」といった最新の材料技術についても触れており、読みごたえがあります。機械系の人が初めて材料を学ぶときにおすすめの1冊です!

③ 元素から見た鉄鋼材料と切削の基礎知識

より実務的な本を探している人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 元素の基礎知識を学べる。
  • 鉄鋼材料と切削加工の基本を学べる。
  • オールカラーの図解入りでわかりやすい。

本書は、鉄鋼材料と切削加工の基礎知識についてまとめられている本です。

本のタイトルにあるように、本書は鉄鋼材料の基本要素である「元素」を切り口として鉄鋼材料のことを解説しています。鉄の性質、熱処理、鍛造、鋳造、切削加工の基本について学ぶことができます。一見、科学的な内容の本のように思えますが、書かれていることはどれも工業の現場で役立つ実務的な内容ばかりです。

本書はオールカラーの図解入りで解説しているため、文系の方でも理解しやすいようになっています。工業に関わっている方におすすめの1冊です!

④ めっちゃ使える!設計目線で見る「機械材料の基礎知識」

機械設計の実力をアップさせたい人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 機械設計者の目線で書かれている。
  • 機械設計に必要な機械材料の知識を学べる。
  • 適切に材料選択を行うポイントがわかる。

本書は、機械設計者をターゲットにして書かれた機械材料の本です。

機械設計において、材料は必要な機能を実現する手段の一つです。本書は、機械設計者が効率的かつ適切に材料選択できるよう、鉄鋼、非鉄金属、プラスチック、セラミックス、複合材料といった様々な機械材料の基礎知識が書かれています。機械設計者であれば知っておきたい熱処理やめっきについても学ぶことができます。

本書は4名の技術士によって監修、執筆されているため、内容の信頼性も高いです。機械設計の実力をアップさせたい方におすすめの1冊です!

⑤ 機械構造用鋼・工具鋼大全

機械構造用鋼と工具鋼について学びたい人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 鉄鋼材料の基礎知識がわかる。
  • 機械構造用鋼と工具鋼の材料特性がわかる。
  • 熱処理、表面処理、機械加工、溶接のことも書かれている。

機械構造用鋼と工具鋼は、構造材料として最も多く使われる鉄鋼材料です。本書は、そんな機械構造用鋼と工具鋼についてまとめられた本です。

本書は、現場で目にすることの多い各種機械構造用鋼・工具鋼の用途や材料特性について書かれています。そもそもこれらの材料のことがわからない人のために、鉄鋼材料の基礎知識についてもちゃんと書かれています。鉄鋼材料を扱う上で欠かせない熱処理、表面処理、機械加工、溶接のことも書かれています。

というわけで、本書は実用的な鉄鋼材料の知識を網羅した内容になっています。ぜひ機械系技術者が手元に持っておきたい1冊です!

⑥ ステンレス鋼大全

ステンレス鋼について理解を深めたい人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • ステンレス鋼の種類、用途がわかる。
  • ステンレス鋼の金属組織、材料特性がわかる。
  • ステンレス鋼のトラブル事例がわかる。

本書は、先ほど紹介した「機械構造用鋼・工具鋼大全」と同じシリーズの本です。

ステンレス鋼は、耐食性をはじめとした普通鋼にはない様々な特性を持っています。本書は、そんなステンレス鋼についてまとめられた本です。ステンレス鋼の製法、種類、金属組織、材料特性、加工方法、試験方法、トラブル事例など、専門的なことが詳しく書かれています。

本書は、ステンレス鋼について網羅している稀有な1冊です。かなり専門的な内容ですが、ステンレス鋼について理解を深めたい人におすすめの1冊です!

⑦ 入門・金属材料の組織と性質

金属材料の特性について理解を深めたい人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 金属材料の組織について学べる。
  • 金属材料の各種特性について学べる。

金属材料の各種特性は、組織で決まります。本書は、金属材料の組織がどのようにして作られるか、その組織がどのような性質をもたらすかなどが書かれた本です。

本書を読むと、組織と強さ、摩耗特性、耐熱性、耐酸化性、耐食性、被加工性などの各種特性との関わりを学ぶことができます。かなり専門的な内容になっているため、材料初心者の方には読みづらいかもしれません。

金属材料の特性について理解を深めたいと考えている機械・材料系の学生さんや、材料系技術者の方におすすめの1冊です!

⑧ 知られざる鉄の科学 人類とともに時代を創った鉄のすべてを解き明かす

教養・雑学としての鉄を学びたい人におすすめの本はこれ!

おすすめポイント
  • 知られざる鉄の歴史がわかる。
  • 知られざる鉄の科学がわかる。
  • 日本刀の秘密がわかる。

鉄は、私たちの社会をあらゆる場面で支えている存在です。人類は鉄とともに時代を創ってきました。本書は、そんな鉄のすべてを解き明かした本です。

鉄がいかにして発見されたか、人類はそれをどのようにして操ってきたか、日本刀がなぜ凄いのか。本書は、そんなロマンあふれる鉄の秘密や魅力についてたっぷり書かれています。

これほどまでに鉄の魅力について語りつくした本は他になく、読み終えたときには思わず鉄に敬意を払いたくなること間違いなしです。理系の人もそうでない人も、全ての人に読んでもらいたい1冊です!

おわりに

鉄鋼材料について学べるおすすめの本を8冊紹介してきました!

ここで紹介した本を1度読んだだけでは、鉄鋼材料の知識はなかなか頭に入らないと思います。その知識が必要となる場面ごとに本を読み返すことで、覚えられるようになります。そのため、自分の仕事内容や実力に合った本を1冊以上持っておくとよいです。

最後に、鉄鋼材料はものづくりにおいて欠かせない材料です。鉄鋼材料を学び、楽しくものづくりを行っていきましょう!

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